近年、少子高齢化・核家族化を背景に独居老人の孤独死が社会問題化し、家具や生活用品が大量に残された状態で住人が亡くなることが多くなりました。ご遺族の力だけで、これらのご遺品の整理と廃棄をすることは、精神的にも肉体的にも大きなご負担になっています。
こうした社会的背景を受け、遺品整理の事業者数も依頼者数も、年々増加傾向にあるのです。
遺品整理は、テレビ、映画、新聞、ラジオなど、様々なマスメディアに取り上げられ、世間からの関心が高まっているサービスです。
複雑な過去により心を閉ざしてしまった若者たちが、遺品整理という仕事を通して再生していく姿を描いた2011年に公開の映画『アントキノイノチ』でも注目を浴びました。今後ますます需要が増えることが予想されます。